オーガニックコットンなのに痒い……その意外な理由とは?

オーガニックコットンなのに痒い……その意外な理由とは?

六月20,2026

「お肌に優しいオーガニックコットン100%」 敏感肌や乾燥肌に悩む方なら、この言葉を信じて下着を選んだ経験が一度はあるのではないでしょうか。

私自身もその一人でした。オーガニックコットンの下着でチクチクして痒くなった経験があり、それが「自分で作るしかない」と思ったきっかけです。「肌に優しいはずの素材なのに、なぜ?」——その疑問が、『Love you♡』シリーズが生まれた原点でもあります。

オーガニックだから肌に優しいとは限らない。「綿100%」という言葉だけでは見えてこない、お肌のロジックを解説します。




同じ綿100%でも痒くなることがある「3つの理由」

なぜ、同じ綿100%でも痒くなってしまうことがあるのか。大きく3つの理由があります。


① 「綿(コットン)の品質」が違うから

ひとことに綿と言っても、その品質はさまざまです。 繊維が短い綿は、糸に紡いだときに繊維の先端が飛び出しやすく、それが肌に触れてチクチクとした刺激になることがあります。一方、繊維が長い上質な綿は生地の表面がなめらかで、肌への摩擦を抑えやすいとされています。


② 繊維の「毛羽立ち」が刺激になることがあるから

バリア機能が低下して敏感になっている肌は、綿本来の微細な毛羽立ちすらも刺激として感じてしまうことがあります。 これを和らげるために有効とされているのが、生地への「加工」です。私たちの下着には、肌なじみの良さで知られる「シルクプロテイン加工」を施しています。繊維の表面をなめらかにコーティングすることで、肌への負担をできる限り抑える工夫をしています。


③ 「締め付け(圧迫)」が痒みのきっかけになることがあるから

下着のズレや窮屈さ、細いゴムによる圧迫は、皮膚への負担になることがあります。 圧迫が続くと血流が滞り、解放されたときの温度変化が皮膚への刺激となることがあると言われています。ズレたり締め付けたりする設計そのものが、痒みのきっかけになっている可能性があるのです。 肩紐を太くし、ズレないのに窮屈じゃない設計にすることは、肌への負担を減らすうえで大切なポイントと考えています。




成分と構造の両方から、お肌をいたわる選択を

無添加の基準や成分の組み合わせ、そしてお肌への負担を減らす設計。 これらを薬剤師の視点で成分と設計を見直して生まれたのが、Birthday自由が丘の『Love you♡』シリーズです。

「オーガニックコットンだから」という名前だけで選ぶのは、もう終わり。 毎日いちばん長くお肌に密着するインナーだからこそ、摩擦と締め付けをできる限り減らした心地よさを、ぜひあなたのお肌でお試しください。




このブログを書いた人

丸山 奈緒美
Birthday自由が丘オーナー / 薬剤師

幼少期から自身がアトピー体質であったことをきっかけに、肌の仕組みに強い関心を持つ。
薬学部を卒業後、製薬会社に入社し、研究開発に携わる。
独立後、大学教授と共に「美人塾」を主催。
2023年に東京・自由が丘に肌専門店「Birthday自由が丘」をオープン。
自身の経験と薬剤師としての知見を活かし、デリケートなお肌のコンディションに悩む方に寄り添う、健やかさを保つための処方を追求しています。